革新県政の会・革新市政の会

2008年7月4日

名古屋駅周辺の“光と影”をこの目で見ました(自治労連名古屋ブロック協議会が“まちかどウォッチング”)

名古屋市職労など名古屋市関連の労組でつくる自治労連名古屋ブロック協議会の呼び掛けで6月29日、「名古屋駅周辺の光と影」
をテーマにした“まちかどウォッチング”が行われました。

超高層ビル建設が相次ぎ“元気な名古屋”の象徴のように言われる名古屋駅周辺です。しかし、
そこに住むの市民のくらしはどうなっているのか、大型開発の実態はどのような形で進められているのか――市民の目線で確かめようという企画です。
雨交じりの天候でしたが、30人近い人たちが参加しました。

 

ガイドは、米野・牧野まちづくりを考える住民懇談会事務局長の安達悦久さん。
開発構想のもとで街の姿が激変している名古屋駅南西側の米野地区、笹島地区を歩いて見学しました。高層ビル化されたJR東海の宿舎、
住民の反対運動を押し切って進出したマックスバリュー太閤店、いくつかの開発計画が持ち上がっている旧国鉄笹島駅跡地などを見ました。

 

名古屋駅東側に巨大ビル建設が進む一方で、古くからの住宅が密集する駅西側には、
ワンルームマンション建設や駐車場設置が目立つといいます。安達さんは「再開発による地価や固定資産税などの高騰で
『この地区から追い出されないか』と心配する声が住民の声が聞かれる」と説明しました。