2004年5月16日
土砂降りの雨のなかを憲法改悪反対で350人が集会・デモ
5月16日、「イラク撤退、憲法改悪反対5・16愛知県民集会」が栄で開かれました。国労名古屋地本が事務局をつとめる『憲法と平和を守る愛知の会』が呼びかけたもので、あいにくの土砂降りの雨のなかを労働組合や市民団体、政党などから350人が参加しました。
集会は水田洋代表の主催者あいさつにつづいて、「平和を求める愛知宗教者のつどい」と「第9条を守る会」からの決意表明、日本共産党と新社会党からの訴えが行われました。
日本共産党の八田ひろ子参院議員は「国会では、歴代の首相や現閣僚が未納なのに国民からさらにむしりとろうとする年金改悪、アメリカ言いなりで戦争をすすめる有事法案が一体で審議されている。イラクの事態はますます深刻になっており、自衛隊の撤退はほとんどの国民の願いと一致している。憲法を暮らしのなかに生かすアピールを広げよう」と激励しました。また、新社会党県本部の和田委員長は「小泉内閣はイラク問題でも年金問題でも国民にウソばかり言ってきた。
イラクに自衛隊を派兵し憲法を改悪しようとする政党には、参院選で厳しい審判を。国民の力で憲法改悪を阻止しよう」と訴えました。
集会の最後に「憲法と平和を守る声と運動をさらに大きく広げましょう」との決議を採択し、繁華街をデモ行進し市民にアピールしました。